チヌ用クーラーボックスはどれにしようか悩んでます。。。

知人からもらった14Lのクーラーボックスを持って釣りに行ったのですが、庫内が思ったよりも冷えず、腰掛けるには心許ない強度感。

チヌ（クロダイ）を入れるには少し小さく感じたので、買い替えを前提に比較検討をしてみたいと思います。

クーラーボックスの選考基準

クーラーボックスを買い替えるにあたり、譲れない部分を書き出しました

容量は20L以上25L未満

チヌをターゲットとした場合、20〜30Lのサイズをお勧めされるケースが多いようです。

しかし、25リットルクラスになると570近くなり、自転車で持ち運ぶには大きく感じます。

大は小を兼ねますが「20Lでも十分」との声もあるので、20L以上25L未満で考えます

座れる頑丈ボディ

折りたたみの椅子を持ち運べばいいのでしょうが、荷物は減らしたいですよね。

折りたたみの椅子を持ち運ぶくらいなら、地面からの熱を和らげる「クーラーボックススタンド」持ち運びます。

6面真空断熱はいらない

保冷性能は高いほどいいのですが、その分お値段も高額になります。

6時間も釣りをすることは無いでしょうから、6面真空断熱は入りません。
側面のカスタマイズも出来ませんしね。

3面真空断熱は、値段によては購入してもいいかと思ってます。

投入口は、無いより有ったほうがいい

イカを入れたり、ペットボトルを入れたり。。。

なくても困りませんが、価格がそこまで変わらないのならあるに越したことは無いですよね。

ノミネート商品10選

ダイワ・シマノから、選考基準を満たすした商品を10個ほど選んでみました

断熱材の種類や価格を見て、3種類に絞っていきたいと思います。

選考商品一覧

	フリーガ ベイシス	フィクセル リミテッド	フィクセル ベイシス	フィクセル ライト２	プロバイザー SU	プロバイザー GU	プロバイザー S	クールライン SU	クールライン GU-X	クールライン S-X
メーカー	シマノ	シマノ	シマノ	シマノ	ダイワ	ダイワ	ダイワ	ダイワ	ダイワ	ダイワ
シリーズ	フリーガ	フィクセル	フィクセル	フィクセル	プロバイザー	プロバイザー	プロバイザー	クールラインα/ αⅢ	クールラインα/ αⅢ	クールラインα/ αⅢ
グレード	ベイシス	リミテッド	ベイシス	ライト2	SU	GU	S	SU	GU-X	S-X
容量	20L	22L	22L	22L	22L	22L	22L	20L	20L	20L
断熱材	発泡ポリスチレン + 1面底真空パネル	発泡ウレタン + 3面一体型真空パネル	発泡ウレタン	発泡ポリスチレン	ウレタン + 1面底真空パネル	ウレタン	スチロール	ウレタン + 1面底真空パネル	ウレタン	スチロール
メーカ希望価格	¥16,500	¥39,000	¥24,000	¥20,500	¥36,800	¥25,400	¥21,000	¥22,800	¥16,800	¥13,200
Amazon参考価格	¥12,483	¥28,576	¥18,480	¥18,040	¥21,416	¥17,727	¥12,842	¥16,880	¥12,289	¥9,625
メーカー詳細HP	フリーガ ベイシス 20L	フィクセル リミテッド 22L	フィクセル ベイシス 22L	フィクセル ライト2	ダイワ プラバイザーPV-REX	ダイワ プラバイザーPV-REX	ダイワ プラバイザーPV-REX	COOL LINE α/α III	COOL LINE α/α III	COOL LINE α/α III

Amazon価格で1万円しないものから3万円近くするものまで、
なかなか幅広いバリエーションとなりました。

ここから消去法で、商品を絞っていきましょう。

3面真空+ウレタンは高かった

2万円前後なら良かったのですが、3万円近くする『フィクセル リミテッド』今回は見送ることにしました。

1.2万円台で選ぶなら。。。

低価格帯で選ぶとすれば、この3商品

• 『シマノ フリーガ ベイシス』　ポリスチレン+1面真空
• 『ダイワ プロバイザー S』　スチロール
• 『ダイワ クールライン GU-X』　ウレタン

スチロールの『GU-X』を買うなら、1面真空の『フリーガ』でしょう。

このサイトを見る限り、『フリーガ ベイシス』よりも『クールライン GU-X』の方が、氷の持ち時間は長いようです。
参考サイト「釣り具メーカーのクーラーボックスの闇┃かにぞうの備忘録」様

結果、この価格帯で購入するなら『ダイワ クールライン GU-X』にします。

1.7万円前後で選ぶなら。。。

1.6〜1.8万円でノミネートしたのはこの4種類

• 『シマノ フィクセル ベイシス』　ウレタン 1.8万円
• 『シマノ フィクセル ライト2』　ポリスチレン 1.8万円
• 『ダイワ プロバイザー GU』　ウレタン 1.7万円
• 『ダイワ クールライン SU』　ウレタン+1面真空 1.6万円

同じ『フィクセル』シリーズの『ベイシス』と『ライト2』
同じ価格帯で、ポリスチレンの『ライト2』を選ぶ理由も無いですよね。

同じダイワから出ている『プロバイザー GU』と『クールライン SU』
機能・価格共に『クールライン SU』がいいですね。

ただし、『クールライン』自体は1.2万円台でノミネート済み。
せっかくなので、『ダイワ プロバイザー GU』を選びたい！

そして、シマノが無くなってしまうので
『フィクセル ベイシス』も強制ノミネート！

最終選考５商品を細かく見比べよう

というわけで、最終選考に選ばれたのは以下の５商品。

メーカー価格帯順に並べると

• 『ダイワ プロバイザー SU』ウレタン+1面真空
• 『ダイワ プロバイザー GU』ウレタン
• 『シマノ フィクセル ベイシス』ウレタン
• 『ダイワ クールライン GU-X』ウレタン
• 『ダイワ クールライン S-X』スチロール

ダイワはそれだけ、いい性能のクーラーボックスがお手頃だということですね。

では、それらの商品を表にまとめてみましょう

	プロバイザー SU2200	プロバイザー GU	フィクセル ベイシス	クールライン GU-X	クールライン S-X
メーカー	ダイワ	ダイワ	シマノ	ダイワ	ダイワ
断熱構造	ウレタン+真空1面	ウレタン	ウレタン	ウレタン	スチロール
上フタ断熱材	スチロール	スチロール	ポリスチレン	スチロール	スチロール
保冷値	KEEP 85	KEEP 70	I-CE値45	KEEP 49	KEEP 44
頑丈ボディ （座れるか）	マッスルボディ	マッスルボディ	堅牢ボディ	剛性ボディ （リブ構造）	剛性ボディ （リブ構造）
投入口	×	×	×	◯	◯
外寸(幅×高×奥)	530×335×370	530×335×370	530×300×320	510×305×310	510×305×310
内寸(幅×高×奥)	355×235×240	355×235×240	391×211×250	390×220×220	390×220×220
重量(kg)	5.3	5.1	4.2	4.0	3.7
アマゾン参考価格	¥21,416	¥17,727	¥18,480	¥12,289	¥9,625
両開き	◯	◯	◯	◯	◯
フタの取り外し	◯	◯	◯	◯	◯
水抜きコック	◯	◯	◯	×	×
その他機能	ワンハンドオープン ロングハンドル ショルダーベルト ふんばるマン プロテクター シールドロック（2段の密閉性） 別売プルーフケース対応	ワンハンドオープン ハンドル ショルダーベルト ふんばるマン シールドロック（2段の密閉性） 別売プルーフケース対応	ラックトップレバー 抗菌 滑り止めゴム トレー	ハンドル ベルト 別売プルーフケース対応	ハンドル 別売プルーフケース対応
メーカー詳細HP	ダイワ プラバイザーPV-REX	ダイワ プラバイザーPV-REX	フィクセル ベイシス	COOL LINE α/α III	COOL LINE α/α III

まとめ

値段を取るなら『クールライン S-X』ですね。
断熱材が「スチロール」な点は不安ですが、1万円程度で購入できる点と、カスタマイズなどの練習材料と思えば、いい買い物になりそうです。

性能まで考えれば『フィクセル ベイス』
『プロバイザー』より1,000円ほどお高くはなりますが、重量が1kgほど軽い。
ただし『クールライン S-X』2個分のお値段がします。

そういう意味では『クールラインGU-X』が、トータルバランスが良さそうですね。

クーラーボックス　購入３選

ダイワ クールラインα3 GU2000X

1万ちょっとで購入できて、断熱材にウレタンを使用してます。

水抜きコックはついてませんが、投入口が付いているので頻繁に開け閉めをする状況ならいいと思います。

ダイワ クールラインα3 S2000X

断熱材がスチロールなため、保冷性能は劣ります。

ただし1万円以下で手に入るパフォーマンスは捨てがたく、ロッドホルダーなどのアイテムの購入と『初期装備』とで考えれば、必要十分ではないでしょうか？

シマノ フィクセル ベイシス NF-322V

お値段18,480円と、『ダイワ クールラインα3 GU2000X』の2倍の高級ライン。
お値段18,480円と、『ダイワ クールラインα3 S2000X』の1.5倍の高級ライン。

ただし水抜きコックや抗菌・トレーも付いてきて、
何よりデザインはSIMANOが好き

あぁぁぁ。

セールしてないかなぁ。