「やりたい事100リスト」のひとつであり、今年の五大目標のひとつ。
『登山する』を叶えてきたので、今後の課題と、登山に初挑戦する方の参考になればと思います。
まずは宝満山の情報から……
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やま情報
名前:宝満山(ほうまんざん) 別名、御笠山(みかさやま)・竈門山(かまどやま)
場所:北緯33度32分23秒 東経130度34分8秒(福岡県筑紫野市と太宰府にまたがる山)
標高:829.6m
山系:筑紫山地
登口:昭和の森コース・竈門神社登山口・裏宝満
見所:山頂の竈門神社上宮・難所ケ滝
備考:古くから霊峰として崇められ、英彦山・背振山と並ぶ修験道の霊峰。山頂に竈門神社の上宮がある。
稜線沿いに、仏頂山・三郡山へと至る道は人気が高く、2013年には文化財保護法に基づく史跡に指定されている。
年中楽しめ、5月にはシャクナゲが開花し、竈門神社コース登山口近くには「都久志の湯」があり、下山後に入ることをオススメ
駐車場
【竈門神社】
九州自動車道 太宰府ICから約8km、九州自動車道 筑紫野ICから約7kmほどで到着。神社下にある第一・第二駐車場には100台の駐車スペースがあり。料金は1日400円
【昭和の森】
九州自動車道 太宰府ICから約10km、または九州自動車道 須恵スマートICから約6kmで到着。昭和の森駐車場は料金は無料で、駐車台数は200台以上となっています。
【豆塚駐車場】
竈門神社近くの臨時駐車場。門が開いているのか、開いていないのかわかりません。1日400円
低山といえど、侮っちゃダメ。初登山での装備
今回はあえて、装備が万全で無い状態での登山に挑みました。
正直、道がどういう状況なのかもよく知らず、どんな装備が足りないのか。どれから買い足した方が良いのかなど、分からないことばかりです。
なので、実際に登ってみて、どのアイテムから買い足した方が良いのかを知るために、あえて普段着の状態で挑みました。
服装
季節は冬。
1月の登山は寒かろうと、ニットカーディガンにダウンジャケットを羽織り、ズボンはもちろんジーパンです。
靴はティンバーランドのブーツを持っていたので、スニーカーよりマシだろうと、それで挑むことにしました。
アイテム
アイテムも特に準備してません。
スマホ・350mℓペットボトルの「ホッとレモン」・カバンはいつものボディバッグという装備でのアタックです。
はい。ごめんなさい。完全に山を舐めてます。冒瀆してました。
でもおかげで、どの順番で何を買い揃えていけばいいのか、なんとなく分かってきました。
登山行程
地図/標高グラフ -ヤマレコ-
今回は竈門神社横の「三郡山〜宝満山コース」の登山口から登っていきます。
↑入り口はこんな感じ
↑道は石やブロックで整備されてます
↑ところどころに看板が立てられていて、道に迷う事はなさそうです
↑途中からこんな道へ
↑鳥居
↑「殺生禁断の碑」と付近からの眺め
↑石段が続きます
↑だいぶヘロヘロの状態での「百段ガンキ」
↑ここまで来れば、あと一息
↑宝満山山頂 山頂からの景色は、是非ご自身で!!
往復で約3時間40分の工程。うち休憩17分。
途中途中の石やベンチで休憩する人も多く、一人で行っても寂しい気持ちにはなりません(登山口によっては違うかも)。
水汲み場は一か所あるけどトイレは有りません。
水分準備とトイレは事前に済ませましょう。
感じた事
装備編
今回は初登山という事で、今ある装備で行きました。
幼稚園児の遠足登山に付いて行く、お父さんの格好です。
結論から言うと、最低限の装備を準備してから挑む事をお薦めします(当たり前の事ですが)。
僕が登った宝満山は標高800mで、初心者向けの山として有名です。
なので、甘くみていた部分も確かに有りますが、相手は大自然・修験道で修行を行うような山です。
足を踏み外せば滑り落ちて死ぬかもしれません。運良く助かっても、足をくじいて動けなかったり、その場で一晩過ごさないといけない状況になりかねません。
装備の準備は十分整えて登ってください。
今回の登山で必要だと感じた道具は、登山靴とレインウェアです。
登山靴
今回は、10年間履きこみ信頼しているブーツ(ティンバーランド)での登山でした。ソールも厚く足首まで固定できる靴ですから、今回の装備の中で最も満足いく装備だと思っていましたが甘かった。
足首を固定しても、靴の中で足が滑って母子が痛かったり
足先が痛くなったり
時々足を挫きそうになったり
下山途中から「歩けなくなったらどうしようか」と考えながらの帰路となりました。
まずは、登山や自分に合った靴をしっかり準備しましょう。
レインウェア
登山前日の天気予報では降水確率0%でした。
当日、登山口で確認をしても降水確率0%でした。
天気は曇りでしたが、大丈夫なはすでした。
「山の天気は変わりやすい」とは言いますが、まさしくその通りで、
下山3分の1程で雨がパラついてきました。
雨量もたいした事なく、運良くすぐに止む雨では有りましたが
これが本格的な雨ならどうすればいいのでしょうか?
雨で滑りやすくなった石を歩くのは、非常に危険です。
傘をさしながら歩くなんて無理です。風が吹けばバランスを崩して転げ落ちるし、他の登山者を怪我させるわけにもいきません。
山で気をつけないといけないのが「低体温症」による事故です。
これは標高が低い低山でも起こりうる事故です。
急な雨でも対応できるよう、レインウェアも準備をしましょう
メンタル面
今回は初登山で登り切ることができ、無事に下山することができました。
しかしそれは、嫁にチャカされたくないという気持ちと
すれ違った登山者に諦めて帰っていったと思われたくは無い気持ちと
これも修行だ!自分の限界を超えるんだという気持ちでした。
そんな気持ちで登山して、結果レスキュー隊を呼んだり
結果死んでしまっては意味が有りません。
行きにすれ違って帰りにすれ違うことの無かった登山者もまぁまぁいました。
途中で引き返すことも大事です。
無理をしない程度の気持ちで楽しく登山をしてください。
まとめ
初めての登山。
僕にとっては正しく修行で、苦痛でしか有りません。
登ってすぐに足裏や太ももが痛くなったり、
見晴らしのいい景色に恐怖を感じたり、
山頂に着いた時の達成感は有りますが、
下りは下りで、足を踏み外さないかなど恐怖ばかりでした。
ただ、登山口に近づくにつれ「やっと終わる」という気持ちと
入り口の雰囲気が気持ちよく、そこだけが満足できる所でした。
登山に関していえば、またチャレンジします。
体力の向上・精神修行・気分転換。
一回で終わらせるには、まだまだだと思います。
同じ山・違う山でもっと検証してみたいと思います。